ハルカ 天空の邪馬台国 エヴァンゲリヲン劇場版―破― 迷宮街クロニクル2
古代日本を舞台にしたファンタジー。
500ページあるが、全然気にならない。これまで読んできたような作品と違い、とにかく無力感とやるせなさばかりが浮かび上がってしまい、正直少々へこみそうになる。が、どんなにくじけようともへこたれないハルカの強さに引っ張られるように最後まで読むことができた。
ズバリ、中高生必読の一冊。推薦図書に入れたいね。
ただ、少しエッチなので、そういうのが苦手な方は覚悟して下さい。ま、それほどじゃないですから。あくまで軽い情景描写だけですから
えぶぁ
次から次へと驚かせてくれた。
新キャラも想像よりはあっさりした使い方で、アクセントにはなったが、物語の根幹というほどではなかった。しかしそれよりも、まさかアスカが…。
書きたいことは山ほどあれど、言葉にならない凄さがあった。
グレンラガンを観たことある人ならわかるだろうけど、似たような手法がところどころで使われていた。
10年前よりも多彩な技法で新しい表現を見せてくれた。
何書いてもネタばれだし、特に書かないが。
でもあえて言いたし!予告でのアスカ、あの黒い眼帯は何なんだ!
迷宮街2
長かった!それが読後の第一声。
もうね、400P以上あるんだもん。ちょっと疲れちゃった。
でも気づいたのは、普段の生活を書くということが、いかに膨大な些事の積み重ねによって成り立っているか。
当たり前といえば当たり前か。
でも、小説ってそういう日常の細かい部分がいかに丁寧に描けているかが大切だと自分は思う。
前回は、他人の日記を読むことでの後ろめたさと楽しみ、いわゆる背徳感。のようなものを感じたが、今回はユースホステルや民宿で上部してある日記帳を立ち寄ったときの暇つぶしに読む感覚だった。自然、前述のような後ろめたさは消え、純粋に読み物として楽しめた。
次回で最終巻。翠のほのかな恋心にどのように決着をつけるのか。
それが一番気になる。
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