2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ほうかご百物語3 4 5

やってきましたイタチさん。 季節も秋から冬、そして春と四季を感じさせつつ、物語は進んで行くわけですが、 そこはあっさり進まないのが世の常とでも言うべきか。2巻のラストで穂村から依頼を受けて温泉街での妖怪退治と相成った一同。見渡す限り一面の銀…

おもいでエマノン

20世紀ノスタルジックSFとして、次世代に残したい作品第一位である「おもいでエマノン」との出会いは、鶴田謙二の漫画が最初でした。そのときに読んだ衝撃は一生忘れられない。SFなのに、タイムリープも宇宙船も、未来を感じさせるものは何一つ無く、…

さよならピアノソナタ encore pieces

4巻で完結したと思いきや、後日談が。真冬と直巳の3歩進んで2歩下がるカップルもいよいよゴールイン! だが、そこにいたるまでのユーリや響子先輩の葛藤があってこその本巻と 言っても過言ではありません。一話から順に過去へとさかのぼって行くような構成を…

  第二回コンテンツ文化史学会に行ってきました

「ライトノベル」 を主題に扱うということで、初めて学会なるものに行ってみました。詳しい内容は、多分他の方が発表するだろうし、簡単に内容と感想を。 13:00-13:40 大島丈志「ライトノベルにおける日本近代文学の受容」 13:40-14:20 井上乃武「コンテンツ…

バカとテストと召喚獣6,5

毎度豊富なバリエーションで笑わせてくれるバカテスだが、、 今回もまたやってくれました。 秀吉、優子の二人の入れ替わり事件に始まり、 海での臨死体験や女装強制プレイなど……。 よくもまあ、これだけいじるネタがあるものだと、 電車の中で笑いをこらえな…

ちょコワ、いかがでしょう ほんとうにあったちょいコワ奇譚集

可愛い表紙とタイトルにだまされた! めちゃめちゃコワいし!しかも、雷雨も相まって、部屋に一人でいるのが怖くなって 友達に一時間も電話してしまった。 お前は小学生か、とツッコミたくなるが、本当に怖いのだ。そもそも、ライトノベルで実話の怪談集を出…

血吸村へようこそ1  鋼殻のレギオス12 ブラックアラベスク

阿智太郎はすごい。 こんなばかばかしい話を10年以上、書き続けているのだから。 今回は、吸血鬼だらけの村に引っ越してしまい、美少女に血を狙われることになった 少年の話なんだけど、展開のご都合主義たるや「こう来るか」と感心してしまう。やはっり、…

神様のメモ帳1

最近はなかなかまとめて読む機会がない。で、ようやく読んだ感想は一言で言うなら「魂の平穏を求めてさまよう者たちの物語」だ。 引きこもり気味の高校生ナルミの出会ったニート達は、一見すると社会のつまはじき者に思われる。しかし、一度目的意識を持てば…