2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

放課後百物語

分かりやすくて面白かった。妖怪ものって大なり小なり小難しくなりがちなんだけど、これは全然そんなことなくてスラスラ読めた。ラノベってこうだよな、と再認識できた作品。やっぱりイチオシはイタチさん。少し拙い言葉使いがとっても可愛らしい。しかし、…

さくらファミリア3

これは本当に商業誌なのか?実は同人誌だったと言われるとすごく納得できるのだが。ふざけてるようで、巧妙に計算された流れが読者の目をあざむき、ろりぺたのるーしーに読者の目を向かせることで、後半の総力戦での変化が効果的に表現されている。と言いた…

聖剣の刀鍛冶1

アニメ化、ということでその前に一度読んでみようと手に取ってみた。中世ファンタジーものは最近、あまりヒット作がないので楽しみだった。 この手のもので有名どころといえば、「スレイヤーズ」「ロードス島戦記」や「魔術師オーフェン」といったところか。…

憐2 3 4    さよならピアノソナタ4

久しぶりの更新ずいぶん間が空いたものだ。やはり、コミケが原因だろう。仕事の合間にコミケへ行ったのか、コミケの合間に仕事へ行ったのか、よく分からない一週間だった。憐本編は3巻まで。4巻はその後を描いた短編集。 現代にまで介入しようとする「時の…

 ハゲタカ  アマルフィ  屋根裏のポムネンカ  G.Iジョー  サマーウォーズ(多少ネタばれ)

ここ一週間で5本という、短期間での映画鑑賞最高記録を叩き出した。これもひとえにリーマンショックの影響か。そんなわけで、一本ずつ感想でも纏めてみようかと思い立つ。短期間にこれだけ鑑賞するなんてもう二度とないかもしれないし。「ハゲタカ」 NHK…

さよならピアノソナタ2 3   宵山万華鏡

ピンポイントに心を貫く言葉を書かせたら、この人の右に出る人はいないんじゃないか? 案外、左には大勢いるかもしれないけど(笑)。真冬の恋のライバルなのに、それを邪魔することなく真冬の気持に気づかない直巳に苛立つ千晶に好感がもてる。自分も好きだか…

紫色のクオリア  憐  死なない男に恋した少女 

ここ2,3日は時間があったので、まとめて色々読んでみました。「紫色のクオリア」 今まで、うえお久光の作品は読んだことなかったけど、これは凄い!大げさに言うのなら、ライトノベルの幅を広げた作品だと思う。ゆかりの持つかわいさやあどけなさの中に潜…

ハルカ 炎天の邪馬台国

上下巻合わせて1000ページ。ようやく読んだ。おもしろかったから全部読めたんだけど、疲れた。読んでは休んでの繰り返しだったから、毎回毎回それまでの流れを思い出すため又読み直したりと……。前巻でやられたキャラなどが再登場したり、サービス満点の盛り…

とらドラ 7 8 9 10

とうとう読み終わりました。進みそうで進まない展開にやきもきしながらも、7巻のクリスマスパーティをきっかけに各人の想いは転がり始め、8巻ではその想いがぶつかりあい修復不能か?と思わせるほどドキドキしてしまう自分と「もっと荒れろ!もっと荒れろ!…