＜「ねぇ、おにいちゃん。いっしょのお布団で寝ようよぉ」＞デレ月さんでもなく、ヤミ月さんでもなく、新しい第三のキャラ、デレちゅきさん！フリーザ様の最終形態の如き無敵の強さを誇る彼女を満足させることが、ジローの使命!!ここまで引っ張ってきました…

デビュー作「月光」で気になっていた間宮夏生の新作(とはいっても半年以上経ってますが…)をようやく読了。最初は、当て字の人物名に奇面組的なコメディかと思ったのですが、読んでみると意外にシリアスな内容にドンドン引き込まれてしまいました。主人公「ス…

＜―ボーイ・ミーツ・ガールというのは、面白い物語の定石なのよ―＞8巻は桐乃、黒猫、麻奈美と女性陣それぞれが輝いていた。それにしても、黒猫の活躍ぶりが半端ない。京介に告白をしてからというもの、彼女としてのステップアップを順調にかけのぼり、それに…

いわゆる、ＮＨＫ青春アドベンチャーの「タイムスリップ戦国時代」ですかね。 歴史の節目節目で時代に介入してしまう、前回の『七花時跳び』とは対極の作品 ドタバタコメディに終始するかと思ったら、 後半はドタバタを残しながらもシリアスに路線変更。 始…

＜「私、たった今、昨日から帰ってきたんです!」＞ 名作「タイムリープ」を輩出した電撃の時間移動もの。「鷲見ヶ原うぐいすの論証」の作者の作品です。 内容はぶれてましたが掛け合いは面白かったので、読んでみることに。ほのぼのしてて面白かったですね。…

これは面白かった!男なら、これを読んで燃えないはずがない!! と断言できる面白さ。あとがきを読んで、「うんうん」と思わず同意してしまいました。学生時代の疾走感、過ぎ去った後の回顧,部活に打ち込んでた貴方に読んでほしい 一冊です!!キケン作者: 有川…

今回もクウェンサーとヘイヴィアの毎度ばかばかしい掛け合いが楽しめました。あれですな「危ない刑事」を彷彿とさせる コメディタッチのトークにシリアスなアクション!やっぱり何も考えずに読めるのがいいですね。ここでは基本的にあまり作品の内容に触れな…

＜「人間が何かを諦めるのに必要な条件って分かる？」 解答を待つ表情になった千歳に、司は笑った。さぞや意地の悪い顔になっているのだろうなと思いながら。 「全力でやって折れることだよ」＞真理を得た答えだと思います。自分の兄も今年35になるのだがい…

10月のＬＮＦにさがら総さんがゲストとして登場するとのこと。そういうわけではないのですが、久しぶりに前評判とか調べずに勢いで読んでみました。 １巻 ＜「聞いてくれ！バーバラさんはただの抱き枕だから！」＞＜「……今すごく大事な予定が入ってるんです…

閑話休題といったところでしょうか。 つかのまの学園生活編。 でも、基本的に前回戦ったナノセルロイド・ドゥリンダナを経て 悩み進むレイフォン達。レイフォンVSニーナ＆クラリーベルに始まり、メイシェンの衝撃の告白とテンション上がりっぱなしのツェルニ…

＜「…あのね、ルナス」 「横暴です！昔っからそうです！傲慢で、自分勝手で！人の迷惑を顧みず、何でもかんでも自分の思い通りにならないと気が済まないワガママ女っ……！」 ずどずっ。 「っ……」 「ダマレ、つってんの」 笑顔を掻き消したシャルロッテに腹を…

タイトルが「とある魔術の禁書目録」なのに、 まったく魔術の登場しない回でした。学園都市の闇編が好きな方にはツボなお話かと…。 ＜「胸を張ってくれよ、ヒーロー。アンタは俺の憧れなんだから」＞ 今回の主役は、浜面と一方通行の二人。学園都市の「新入…

少女マンガのようなメルヘンチックな雰囲気を持った魔女っ子もの、といった感じでしょうか。さらっと読めて、嫌味なところがないのが自分の感想です。ただ、この巻からは急展開！ ＜「わたしの騎士はアルト様、あなた一人です」＞ 主人公・アルトを巡る、エ…

＜幼い日、是光は笑いかたを忘れた。 ヒカルは、泣きかたを教えてはもらえなかった。＞学園の皇子・ヒカル。彼が事故で亡くなって、その幽霊にとり憑かれてしまった是光。 強面で通っている彼がヒカルの霊に頼まれたのは、彼の〝心残り”を解消してあげること…

昭和の雰囲気漂う、ノスタルジックな作品でした。幼いころに受けた出来事が原因で本を読むことが苦手になってしまった青年、五浦大輔。 そんな彼が、入院中のビブリア古書堂店長・栞子さんの下で書店員として働くことに…。怪我で動けない栞子さんの店には一…

＜「さあどうしようかな。言おうかな、言わないでおこうかな」 「……………」 更生して…淡白だった性格が若干ウザくなった戦場ヶ原さんだった。＞猫物語[黒]の続編、[白]はコミカルな雰囲気が楽しめました。ラストのにゃんこが羽川への愛を見せてくれ、羽川が阿…

陰のヒロイン(何人いるのやら)がいよいよ表舞台に再登場!! 今度はアテネのターンだ!!千葉を石化で壊滅寸前に追い込むが、自身も刺客に狙われ消滅の危機に陥ってしまう。で、それを見過ごせないのが、我らが伊達男、草薙護堂!魔女・グウィネビアの送りこんだ…

久方ぶりの更新。引っ越しでネットが全く見れない環境からようやく脱出。無事に地デジ化も果たし、心置きなくブログ更新。さて、前作「理由あって冬に出る」が予想以上の大当たりだったので、立て続けに続編2冊も読了。今回も面白かった。伊神さんの自由気ま…

これは当たりです！ 米澤穂信の「古典部」シリーズに近いものを感じた学園文化部系ミステリーで、作者の似鳥鶏のデビュー作品です。深夜の学校に現れた幽霊の真相を探るべく、主人公の葉山君がワトソン役となってホームズ役の伊神さんと共に謎を解いていくの…

蒼穹のカルマ７話がどこまでも突き抜けていきながらも、 最後はきちっとシリアスにまとめるのは、流石です。並行世界の未来からやってきたリサに命を狙われたカルマに 訪れた危機。それは、誰でもない鳶一槇奈だった。彼女の魔法によって赤ん坊の精神になっ…

久しぶりの更新。 仕事がばたばたでなかなかまとめる時間が無かったから、一気に更新。早く週２ペースで安定して更新できるようになりたい…。まよチキ６＜ヤミ月さん、マジパネェッス＞なんだかんだでハマってしまい、6巻まできてしまった。 涼月さんいい！…

ようやっとすぎて、前回のラストを全く覚えてない。とりあえず、ざっと復習してから読み始める。まず、驚くほど挿し絵のクオリティが高い！ 全てカラーで見たい位に美しいイラストは、 それだけでもページをめくる価値あり!!自分的には後編２０５ページにグ…

これは面白い!!話もまとまってて、新人さんの作品とは思えない出来!「アクセルワールド」は読んだことないけど、 俄然興味が湧いてきた。 「クリスクロス」を思い出すな救いようのない設定に懐かしさを感じた。 電撃も一周して戻ってきたのかな？かと思った…

＜火憐は上半身裸になり、脱いだジャージとシャツ、スポーツブラをタオルのように肩にひょいと引っ掛けてから、 「顔見てこいつのガキを産みてーなーって思ったらそれが好きってことなんじゃねーの？」＞ 中学3年にしてこの言葉。カクゴしすぎてる…。前回の…

＜「ただいま、クソッタレの戦場さん」＞ぶっちゃけ全然期待してなかったのですが、良かった! 古くは、「ダーティペア」を思わせるスタイリッシュな 言い回しや激しいアクションは、王道な面白さが最後まで楽しめました。サクッと読めるので、ちょっとした暇…

ミスマルカ興国物語Ⅷ＜「言い遺すことは」 「努々気を付けることだ。マヒロは……あれは俺の上を行く。あれは俺の…」 ラヒルは笑った。 「……生涯をかけた。俺の、誇りだ」 「承った」 一息。 ルナスは刃を、横一線に振り抜いた。＞いよいよ始まった第二部。帝…

＜「お祭りをするにはね、何かきっかけがいるの。きっかけは必要だけど、重要じゃない」＞いいね。この作品には本好きだからこその愛がいつも感じられる。すっと心に入ってくる言葉。レンタル・フルムーン〈2〉第二訓 良い関係は良い距離感から (電撃文庫)作…

＜涼月は、キスすら出来そうな距離で、いちごジャムみたいに甘い声で囁いて――。 「………………ジロぅ」 「〜〜〜〜っ！やめろ！その口調で俺を呼ぶな！」＞＜「えへへ、兄さん――大好きっ」 ゴキゴキと背骨の鳴る音と一緒に、胸の中で妹の甘い声が聞こえた気がした…

うぁー！とうとう伊織が!!の７巻。岩手の曾祖母に会う為、常葉先輩との二人旅行。そこで起こる甘酸っぱいラブ♡。(検索して出るとは思わなかった。)さつきって本当に報われないなぁ。伊織の為にルテティアと契約したのに結局、常葉に全て美味しいところをもっ…

レイセン３ ワンサイドゲーム今回は美奈子の出番も増えて、睡蓮とのヒデオの奪い合いが展開されるのかと思いきや、さらにあの姫も加わって、プライバシーゼロのリア充生活が展開されるヒデオ、のはずなのに当人は……＜どうせ殺し屋とか暗殺者とか思ってるんだ…