2011-07-09 理由あって冬に出る これは当たりです! 米澤穂信の「古典部」シリーズに近いものを感じた学園文化部系ミステリーで、作者の似鳥鶏のデビュー作品です。深夜の学校に現れた幽霊の真相を探るべく、主人公の葉山君がワトソン役となってホームズ役の伊神さんと共に謎を解いていくのだが…。最後まで軽いテイストで行くのかと思ったら、最後の最後で切なさを誘うラストと物語の意外性にやられました。夏休みの読書感想文にお薦めしたい一冊です。理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)作者: 似鳥鶏出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/10/31メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 147回この商品を含むブログ (154件) を見る