蒼穹のカルマ7 恋する鬼門のプロトコル3

蒼穹のカルマ

話がどこまでも突き抜けていきながらも、
最後はきちっとシリアスにまとめるのは、流石です。

並行世界の未来からやってきたリサに命を狙われたカルマに
訪れた危機。それは、誰でもない鳶一槇奈だった。

彼女の魔法によって赤ん坊の精神になった彼女を元に戻すため、
すべきこと。それは、封印された黒歴史時代に書かれた同人誌を
10万人に読んでもらわなければいけない。

クライマックスの総力戦は、意外な人物によって幕引きされるなど、
先の読めない展開に「は?」と言いたくなるラスト。

次巻はどうなるのか?
ちなみに表紙と口絵のギャップが渋い、渋すぎる!

蒼穹のカルマ7     (富士見ファンタジア文庫)

蒼穹のカルマ7     (富士見ファンタジア文庫)


恋する鬼門のプロトコル

クレタ様の妄想っぷりが素晴らしい!

冒頭の一人語りで3回は笑えます!

本編は、マレビトの元締め「浅草」の頭領、弾左衛門との衝撃の邂逅、
再び辻一味の襲来が。今回はユリアは出番少なめで巨乳スキーな方々には
残念。しかし、敵として現れた百合・滝野川ネピア様に眼は釘付け!

前巻から一気にキャラが増えて、ちょっと収集ついてないかも、と感じてしまった。

とにもかくにも、筆者がジャOプ好きなことだけはよくわかった3巻でした。


恋する鬼門のプロトコル3 (電撃文庫)

恋する鬼門のプロトコル3 (電撃文庫)