2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
昨年の評判を維持して、最近マンガ家もされたということで まとめて三巻まで借りてきた。「おお、落語的」、これが第一印象。 巷の作品に比べて比較的少なめの人物の心情描写をテンポの良い言葉のかけ合いで読ませる 文章は声に出して読んでも面白いかも。物…
やばい!やばすぎる!想像以上の展開に驚きを禁じえません! 7巻でおあづけになってた山上との階段レースを主軸に巻き起こる人間ドラマ。 羽佐間君の心の闇に潜む救いの声 いずみとの隠された関係 御神楽と羽佐間の許嫁の真相は? そして、その後の前生徒会…
で、七巻。一気に読んじゃいました。今回の読みどころは 「筋肉をバカにするな!」 この一言に尽きます。 自分自身に素直になることを覚えた缶バッチの「ただ走りたい」という衝動は まるで、空気を求めて真っ赤に燃えている消化不良の猛火のようでした。生…
前巻で決着が着かないままだった井筒と凪原の恋愛勘違い騒動も、新キャラが乱入し一層の混乱を起こしつつも、一応の収束を迎えることとなった。 登場人物の中で最も引っ込み思案な凪原が、一番美味しいところを持っていったのは今回の流れでは必然といえよう…
今回のお話は、3と4で上下巻と考えてもいいんじゃないかと。自身を巡る争奪戦を通して、過去を振り切る泉とその影で少しずつ少しずつ闇を溜め、一気に吐き出した三枝。 部の中核である2年二人の思春期ならではの悩みにピックアップされ、微妙にリンクされた…
一、二巻のときと少し違って、佐藤というよりは沢桔姉妹の話になっている。ただ、だからといってギャグパートが減っているわけじゃない。ポイントはしっかり押さえられていて、むしろしっかりと味付けされたものになっていた。特に、佐藤とあやめのラブシー…
ここ数日は実家に帰省していて、なかなか読む時間がとれなかった。仕事の移動時間で上の3冊を読了。「文学〜」は、目出度く本編終了となったその後と、本編の合間の日常が楽しめる。それにしても、「革命する労働者」には大笑い。「文学少女」ってもうちょ…