学校の階段7

で、七巻。一気に読んじゃいました。

今回の読みどころは
「筋肉をバカにするな!」
この一言に尽きます。


自分自身に素直になることを覚えた缶バッチの「ただ走りたい」という衝動は
まるで、空気を求めて真っ赤に燃えている消化不良の猛火のようでした。

生徒会選挙の立候補から当選発表までの山あり谷ありの急展開は、急流滑りをしているような爽快感。(以前、ジェットコースターを比喩に使ったので少し変えてみた)
まさか、ダンサーの水戸野さんがこんなところで!

選挙結果がこうなるとは!遊佐さんはこんなにスゴいんだぞ!
御神楽さんツンデレ
などなど、見所ならぬ読み所満載で息つく暇も御座いませんでした。
主人公の成長ほど読んでてワクワクするものはないですからね。
ジャンプ漫画の王道のような楽しさを味わいました。

これまでの中で一番缶バッチが主役として活躍しているのにビックリ!だが、部員達の活躍もこれまで以上に目覚ましく、この巻が一つの山場として到達点を迎えたようです。

これから階段部はどうなるのか?山上との対戦は?そして、缶バッチの隣に納まるのは誰になるのか?
個人的には、今回新たに参戦してきそうな予感を含ませた三島さんと御神楽さんも含め、三つ目が目下最大の関心事となるでしょう。

「バカテス」や「文学少女」もいいけど、こちらもアニメ化にならんもんかね〜。


学校の階段〈7〉 (ファミ通文庫)

学校の階段〈7〉 (ファミ通文庫)