ビブリア古書堂の事件手帳

昭和の雰囲気漂う、ノスタルジックな作品でした。

幼いころに受けた出来事が原因で本を読むことが苦手になってしまった青年、五浦大輔。
そんな彼が、入院中のビブリア古書堂店長・栞子さんの下で書店員として働くことに…。

怪我で動けない栞子さんの店には一風変わった客や事件が持ち込まれ、栞子さんの手足となって解決に奔走する大輔の懸命な姿や病室にいる栞子さんの「安楽椅子探偵」っぷりは、ホームズとワトスンを思わせる名コンビです。

舞台が鎌倉と、実在の土地を舞台にしているのも、作品の情景が浮かびやすく物語の登場人物達の鼓動がこちらに印象強く伝わってきました。

是非とも、続編希望!!