ミスマルカ興国物語Ⅶ
大陸統一の為に紋章を集めていたマヒロ一行の旅もいよいよ終盤を迎え、なにやら怪しい雰囲気が…。
えぐいねぇ。今までで一番残酷な展開に泣きそうになっちゃいました。
≪「っ……、どんなに辛くても、俺は恨まねぇぞ……。奇跡を起こしてくれるんなら、感謝する……俺を今まで生かしといてくれた神様を、俺は……裏切らねえ……!生きてる限り、絶対に、諦めねえッ……!!」≫
打つ手、打つ手のどれもがクラウディスに抑えられ、八方塞がりになった彼らの折れそうな心を支えたのが決して諦めないジェスの言葉。
この物語の陰の主役はマヒロでもパリエルでもなく、彼なんだな、と初めて感じた瞬間でした。
驚愕のラストはその目で確かめてもらいたいです。
でも、これはあくまで第一部ラスト。第二部が始まるということなんですが某バスケットマンガみたいにそのままF.Oしないことを願うばかりです。
あの最後を読んでしまったら、続きを読みたくなってしまう。
最後に自分予想。魔王って実はみ0ことかだったりして…。
んなわきゃないか。
- 作者: 林トモアキ,ともぞ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/06/01
- メディア: 文庫
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