レンタルマギカ 吸血鬼と魔法使い&妖都と魔法使い&ありし日の魔法使い&魔法使いの妹

まとめて読んじゃいました。

あまりにもまとめて読んだので、話の内容が交錯しちゃいどれもうる覚え……。

……おもしろかったので、一気に読んだということで……。

「吸血鬼〜」は、総力戦でもツェツィーリエの豪放磊落な潔さに、前田慶次のカブキ者精神を
見た……気がする。今回は新たな社員も加わり、物語も次回はヨーロッパへと。

で、「妖都〜」、では影埼さんの実力を垣間見れる貴重なチャンス。そしてそして、なんと穂波のお父さんまで登場するなんて。なすすべもなく次々と倒される「アストラル」の面々はどう立ち向かうのか……。

「ありし日〜」は12年前のアストラルの様子を描いたもの。本巻で初めて目にする伊庭司の柳のように飄々とした姿に意外なものを感じた。いつきと全然似てないようで根本でつながっている様子に、「ああやっぱり親子なんだなぁ」と思ってたら、

「魔法使いの妹」で実は血がつながっていない、という真実に、へ?となってしまった。

初登場の妹、優花は知らないようですべてを知ってる、ジョーカー的存在に今後なりそうな予感が。それにしても、最近の穂波の立ち位置はまるでお母さんだ。「竜と〜」以来保護者的なものに移行しつつあり、逆にアディがヒロインの座につかんばかりの勢いで優花も味方にしてしまったし。このままでは黒羽のポジションが……。

自分でもよくわからない各巻への一言だったが、全巻通して途中ちょっとパワーダウンしたかと思い読まない時期もあったが、新展開とともに勢いを取り戻しつつあるようだ。

最新刊はしっかり読んで書き込みたいと思います。


レンタルマギカ―吸血鬼VS魔法使い! (角川スニーカー文庫)

レンタルマギカ―吸血鬼VS魔法使い! (角川スニーカー文庫)

レンタルマギカ―妖都の魔法使い (角川スニーカー文庫)

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