さよならピアノソナタ

なんなの?この物語は!?
これが「さくらファミリア」と同じ作者の作品なの?
一言一言が胸にズギュンズギュンと響いて、
登場人物それぞれの台詞がいちいち心をくすぐってくる。

たとえばこんな一節

先輩はぼくに目を移した。手の指でピストルをつくって、ぼくの胸をばあんと撃つ真似。
「少年、火をつけてあげよう」

これにはもうイチコロです。

それ以外にもキュンキュンくる言葉が目白押し!
中盤以降は胸が高鳴りっぱなしで、読み終えた夜は眠れなくなってしまった。一体何歳だお前は?と突っ込みたくなるくらいテンションあがってしまった。




どうやって二巻に続くんだろ。これで終わってもいいんじゃないかと思う位まとまってて、納得できるラストだった。



あの一文。さっきの鳥、ってブラックバードかな?

さよならピアノソナタ (電撃文庫)

さよならピアノソナタ (電撃文庫)