魔王さんちの勇者様
展開は王道。要所要所を小ネタで締めている印象を受けた。
話の流れとしては、コンパクトにまとまっているが、
なぜ主人公が異世界に行かなくてはならないのか?
なんで携帯が通じるのか?
いくつかの疑問が消化されないまま終わっていたので、どことなく納得がいかない。
多少はその部分についての説明はあるが、おざなりにしているように思う。
主人公も性格が良すぎて、ちょっとひいた。ステレオタイプの主人公とでも言えばいいのか、
あまりにもオープンマインドすぎて、感情移入できない。
でも、作品としてはラノベというより、小学校低学年向け児童文学にありそうな話だと思う。
ターゲットの年齢層は低めのような気がする。
- 作者: はむばね,ばっじん
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/02
- メディア: 単行本
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