人類は衰退しました5

いやぁー、今日も人類は衰退しまくってます!

[私]の学生時代を描いた前半と、全てがゲーム化した世界で起こる摩訶不思議アドベンチャーに辟易しつつも解決に乗り出す「私」を描いた後半。

シュールというかなんというか…。決して大爆笑ではなく、かといって失笑でもなく…。
そう、クスッとさせられるのだ。初代ファミコン好きには堪らない描写が数多く出てくるのも作者の趣味を反映していて、本当に楽しんで書いているんだろうなぁ、と勝手に想像してしまう。
(実際は大変なのだろうけど)

読んでいても、「コンティニュー」とかが浮かぶのが、サブカル好きの悲しい性とでも言えばいいのか。

妖精さんたちの秘密道具は、本日も世界をおおいに楽しませてくれました。

人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫)

人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫)