鬼切り夜鳥子〜百鬼夜行学園〜

ゲームデザイン脳」の桝田省治の小説です。

没になったゲーム企画が元になった作品ということですが、なんでこれが没なの?と思う位面白い!

連作短編の参考書としても差し支えないほど基本に忠実でありつつも盛り上げのエッセンスが絶妙に配置された、洒脱な構成に仕上がっています。

とまあ、こんなふうに書いてみても良く判んないですよね。呼んだ直後の感想をそれっぽく書いてみただけです。すいません。

あらすじをざっくり書くと、

ある日高校二年男子、久遠久(くどうひさし)は幼馴染みの桂木駒子が全身に不気味な式神の刺青を纏い、夜鳥子(ぬえこ)と名乗る霊と共に、学校内に救う妖怪と戦っていることを知る。1週間以内に5匹の鬼を倒すことができるのか?


とまぁ、こんな流れで進みます。

分かり易くて面白い、が自分の一読した感想です。


「まだ見ぬテレビゲームのリプレイ小説」とあとがきのタイトル。
なるほど、納得。1章=1ステージということなのか。

そんな感じでさくさく読める楽しさを感じてもらいたいです。

思いついたことを羅列してった感がありますが、まさにその通りなのでお許しを。


鬼切り夜鳥子 ~百鬼夜行学園~ (ファミ通文庫)

鬼切り夜鳥子 ~百鬼夜行学園~ (ファミ通文庫)