バカとテストと召喚獣8

いいですね、同棲(姉つき)。今回は、試召戦争よりも明久と雄二の逃亡劇が見どころかと。
毎度おなじみ、誤解が誤解を呼んで始まる大騒動。これがマンネリだと言う人もいるだろうが、それがいいんです。手を替え品を替え、ドタバタに持っていくその手腕に自分はいつも感心させられます。

≪雄二と二人、隠れていた秋教室から勢いよく飛び出す。逆境なんていつものこと。いつまでも愚痴ってないで出来ることをやってやろうじゃないか!≫

この前向きさを見習って頑張ります。

ちなみに、今回一番好きな部分はあとがきです。「もし勤め先に『バカテス』を書いていることがばれたら…」をお題に笑わせてくれます。お堅い仕事と作家業の二足のわらじを履く著者には脱帽。
上から目線ですいません。

バカとテストと召喚獣8 (ファミ通文庫)

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