ゴールデンタイム1 2

さすがは竹宮様。
ぐんぐん引きこまれて一気に読んでしまいました!

とらドラ」のように【告白】までが寸止めではなく、一気に当人へと突っ走っていくのは、やはり大学と前回よりも過激さが上がっているのではないか!?

主人公・万里の視点がユニーク!最初はだれ視点なのか分からなかったけど、一度理解したら、その面白さがじわじわと感じられてきました。

ネタばれになるからあまり説明はできないですが、これは小説以外のメディアでやった方がいいのではないかと思います。たとえばPCゲームとかが最適なのではないかと…。

それにしても、竹宮キャラは立ってるなぁ。もちろん他の作家の作品もキャラ立てはしっかりしてるんですが、何かが違うんですね。何なんでしょうか。

本当はこんな奴らいるわけないのに、「もしかしたらいるんじゃないか」と思わせる匙加減が絶妙さが違いなのかな。あまり極端にし過ぎても。読んでる側からしたら引いてしまうし、大人しいと物足りないし…。

まあ、諸々のバランスと好みで自分の中では竹宮キャラは遠い世界の気がしないんですよ。
あまり行き過ぎたら危ない人に間違われちゃうので気をつけないとですけどね。

あんまり内容やキャラに触れてないうえに、本編と殆ど関係ない私見バリバリでつぎはぎだらけの感想ですが、「ゴールデンタイム」は文句なしに面白いです。
3巻も速攻で読みたいと思います。