真夜中のパン屋さん 午前一時の恋泥棒

本屋でおすすめしてたので2作目からですが、読んでみました。

よしながふみの「西洋骨董洋菓子店」が
お好きな方なら絶対手に取って頂きたいです。

なぜか午後十一時〜午前五時が営業時間真夜中なパン屋。
居候の希美視点で店主の紅林、ブランジェの弘基を軸に
訪れる一風変わった客たちとのやりとりが楽しめます。

今回のお話は、弘基のモトカノ・佳乃がある理由で住居を転々と
しているうちに「ブランジェリークレバヤシ」に押しかけてくるところから始まります。

何に追われているのか?何をしたのか?なぜ弘基のもとに訪れたのか?
そんな謎を抱えながら物語は進んでいくのですが…。

面白いです。
少年時代に赤川次郎宗田理
読んだ時のようなワクワク感がありつつ、
合間合間に出てくるパン菓子などが美味しそうで
読後は思わずパン屋に駆け込んでしまいました。

そういえば、ちょいBLっぽい感じはあるかな。

昼下がりの午後、お茶菓子をお供にぜひどうぞ。

真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)

真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)