覇道鋼鉄テッカイオー2

〈「のぉ、ミャウよ。カザンとルゥラン、あの二人はまこと、愛し合っておったなぁ」
「え、ええ」
「自分より幸せそうなカップルなど、気に入らぬと思わぬか?そんな連中に嫉妬しているだけで……自分が幸せになれるかね?男が欲しいなら無理やりにでもモノにせよ」〉


激熱の展開に燃えた前回同様、テンション上がる面白さでした。暗黒武侠の幹部・ミャウ・ガーの登場でカザンを巡る恋のさや当てがますます盛り上がるのでは、と思ったがそれは次巻以降のお楽しみに。本編は一巻にもあった精神爆弾の信管になって無残の死を遂げた少女の弔いに親族をさがすところから始まり…。
内容はスーパーロボットものが好きな方なら文句なしだと思います。美少女、巨大ロボット、熱血、これが揃えば何もいりません!と言わんばかりに楽しめます。
一巻を読んでないと、基本設定その他が少々わかりにくいかもしれませんので、興味のある方は最初から読んだほうがいいかと思われます。