2010-01-01から1年間の記事一覧

迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く

戦闘というよりも、都市計画の話が軸になっている。 これで完結と聞いていたのに、読み進めると「あれ?」と疑問符が。全然終わってないじゃん。あとがきを読むと、どうやら上下巻らしい。いつ出るのかな? ヒーローとしてではなく、一人の人間としてどう生…

耳鳴坂妖異日誌2隣にヴァンパイア 3あかつきにゴースト

これで終わりとは、残念。設定としては、色々膨らませ甲斐があったのに……。2巻、「となりにヴァンパイア」は、ルチヤがいい味出してましたね。 ≪「この国の言語、初使用です。トチ狂ってないか超懸念しております」≫こんな娘が知り合いにいたらたのしいでし…

スウィートライン1 2  這い寄れニャル子さん

スウィートライン1 2初めて有沢まみず作品を読んだけど、良かった。 さくっと読めて、軽い気分で楽しめる。まさにライトノベル。美少女声優と仲良くなるおせっかいな主人公が色々と手助けをする、 いわゆるボーイミーツガールもの。ベタっちゃあベタなんだ…

戦闘城塞マスラヲ5

とうとうラスト。泣いても笑ってもこれで終わり。一言で言うなら、「最高!!」に尽きます。読みどころが多すぎて、どれを挙げればいいのやら。≪「まぁ、今の状況では我々は世界を破滅に導く手伝いをしているだけだ。それだけであれば、死んだ方がマシなのか…

戦闘城塞マスラヲ4

優勝に向けて走り出した彼らを一体誰が止めるのか? 留まることを知らないヒデオ&ウィル子ペア。だがクロスフラッグスの終盤戦、その快進撃もとうとう鈴蘭に見破られ、孤立させられたヒデオ。≪「……お前、ほんとは弱いだろ?」 「っ……」 心臓を冷たい手に掴…

戦闘城塞マスラヲ3

今回も彼らは燃えていました。聖魔グランプリでは、エリーゼのどSな本性が現れ、 ヒデオと美奈子は窮地に陥ってしまうが、それをものともせずゴールへ向かうヒデオは今回もハッタリかましまくりでカッコいい!本当にヒキコモリ?と疑いたくなるくらいカッコ…

映画  涼宮ハルヒの消失  ネタばれ注意

とうとう、というほどまだ公開して経ってないけど、観てきました。朝8時50分の初回なのに、七割ほど埋まってた。 スーツの方も結構見かけた。仕事前に観に来たのかな?流れとしてはタイトル通り、原作を踏襲したものだが、キョンの絶望感やハルヒの存在を…

戦闘城塞マスラヲ2

1巻で破竹の3連勝をして、このまま行くのか?と思わせておいて、 3百万の借金を背負わされたヒデオ&ウィル子ペア。真っ当に働いてもそうそう返済できる金額ではない(ましてやひきこもりには死ねと言ってるも同然)。そこでヒデオ達が取った行動は……。なん…

蒼穹のカルマ1 2 3   結構小ネタバレ

「このラノ2010」の評判を聞きつけて、ミーハー気分で早速入手。「まずは一巻」と読み始めてみると、どんどん進んでいき、気が付いたら三冊読破! 「スレイヤーズ」「魔術士オーフェン」の系譜を受け継いだこの「蒼穹のカルマ」は富士見ファンタジアの王…

ラ・のべつまくなし ブンガクくんと不思議の国  放課後の魔術師5  妖怪アパートの幽雅な日常10

ラ・のべつまくなし ブンガクくんと不思議の国 何かがあるから書きたい、ではなく書きたいから書く。 苦にならないから続けることができる。 そんな簡単なことに気付かず、「あれになりたい」「これになりたい」と言っていた自分が恥ずかしい。この作品は直…

ようこそ青春世界へ  戦闘城塞マスラヲ

キャラを愉しむという意味では、読みやすい作品。 ただ、ストーリー自体は一歩間違えると浅いと言われかねないが、 そこは、キャラでカバーするということで……。ようこそ青春世界へ! (一迅社文庫 あ 1-1)作者: 淺沼広太,すまき俊悟出版社/メーカー: 一迅社発…

バカとテストと召喚獣7

体育祭。それは、バカでもヒーローになれる数少ない校内イベント。2年F組の連中も例に洩れず、優勝を狙うのか、と思いきや……。 抜き打ち持ち物検査で没収された聖典(エロ本)を取り戻すため、 力を合わせ生徒VS教師交流野球に挑む。だが、彼らの野球大会…

放課後の魔術師4

夏休みということで、海あり、花火あり、温泉有りと充実のイベント満載の4巻。少女マンガばりに描かれた、遥の微妙に揺れる乙女心を読んでると、いつも片思いの切なさに胸が締め付けられた若かりし日を思い出して、キュンキュンしてしまう。(ごめんなさい。…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない5

読んだ!今回もおたく心を突いたキャラに「あるある」と同意してしまった。自分の身近にも、瀬奈のような後輩(もちろん女)がいる。 そいつは大の某ネオロマンス好きで、もちろんBLもでふぉ。 昨年はネオロマンスの15周年イベントに連れて行かれたのだが…

魔王さんちの勇者様2

なんだか、どんどん謎ばっかりが増えていくように思える。前回ラストでよみがえった澄人は現実世界に帰れるのか? 突然こちらの世界にやってきた幼馴染みの撫子を送り込んだ父、夕焼の真意は?でも、物語はそんなことおかまいなしにラブコメテイストを振りま…

神様家族8  

7巻で本編は終わっていて、今回は様太郎の親友?進一と愛ちゃんの「BOY’S BE…」的物語かと思いきや、合間に様太郎たちの幼稚園時代も描かれてたり、意外と盛りだくさん。お互いの物語が交互に展開される形式なので、最初は読みにくいかと思ったが、そ…

電撃コラボレーション 最後の鐘が鳴るとき

本巻は、廃校が決まったMW学園(もちろん、あれの頭文字)の卒業式に起こった出来事をいくつもの視点から描いたオムニバス小説。ホラー、ラブコメ、伝奇、ミステリー、アクションetc……。 電撃文庫の「幕の内」とでも呼んで差し支えのないバラエティあふれる…

魔王さんちの勇者様  

展開は王道。要所要所を小ネタで締めている印象を受けた。話の流れとしては、コンパクトにまとまっているが、なぜ主人公が異世界に行かなくてはならないのか? なんで携帯が通じるのか?いくつかの疑問が消化されないまま終わっていたので、どことなく納得が…

人類は衰退しました1〜4

図書館に返却しなきゃいけないので、一気に読みました。 ええ、働きもせず一日中、家に籠って読んでましたとも。「お隣の魔法使い」のように、とくに敵が出てきたりするわけでもなく、 日常の「ちょっと不思議」を追いかける「私」「私」のユーモアあふれる…

ささみさん@がんばらない

久々の日日日作品。 イラストが「嘘つきみーくん壊れたまーちゃん」の左だったので、思わず手に取ってしまった。最初は、引きこもりの妹が教師の兄に片思いしているけど、兄妹だからくっつくことはなくて、ご近所の3姉妹と兄がキャッキャしているのをやきも…

星図詠のリーナ2

年末年始からの「一人でかってにラノベマラソン」継続中。 詠んだ直後の感想某サイトではラノベ版「伊能忠敬」と称してたが、自分としてはラノベ版「たんけんはっけんぼくのまち」のちょーさんとして推したい。地図作りをテーマにした作品なので、最初は地味…

しずるさんと底なしの密室たち  しずるさんと無言の姫君達 

これは思わぬ拾いものをした! しずるさんとよーちゃんの二人のやり取りの中で展開される推理。トリックを「ごまかし」と称して、たちまち見破ってしまうしずるさん。 それに寄り添うようにお手伝いをするよーちゃん。相互補完し合いながら事件を解決する様…

シムソンズ  やってきたよドルイドさん3

思いついたこと羅列小学生に読んで欲しい。 スウィングガールズカーリング版≪カーリングはチームでするものなの。私たち四人がチームなの。 やっとそれに気づいたの。だから史江の問題はみんなの問題……だよね?≫ この科白が作品の主題だと感じる。DとADが臭…

原点回帰ウォーカーズ2

全っ然、話の展開が違う! やはり一巻は、章夫とアキラの二人を中心にしたお披露目だったのか!前回あまりクローズアップされなかったキャラ達が 生き生きと動きまわっていて、わくわくしながら最後まで一気に読み終えてしまった。芝蘭の葛藤渡会と物理の恋…

原点回帰ウォーカーズ

「ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート」以来、注目している森田季節の作品。何度も繰り返される山崎毅の死とそれを防ぐ為に、毅の死をフィクションにするアキラ達。 このきりがないイタチごっこにどうやって終止符を打つのか。同じ時間を繰り返すタイムリ…

ダンタリアンの書架3

毎回毎回、色々な本が出てくるなぁ、と素直に感心。 文学少女みたいに、ある物語をモチーフにした話もあれば、 本そのものを扱った話もあったり、マンネリ感なく読めた。「魔術師の娘」では、「竹取物語」をベースに西洋風にしてあって面白かった。 ラストが…

彼女は戦争妖精1 2

なんとなく以前から気になっていた作品。で、年末に読んでみたのだが、 1巻は登場人物も少なく、まだまだ紹介の域をでない印象だった。 でもキャラのバランスが丁度よく、過不足ない印象を受けた。 こんな感じ伊織 高校生 ぶっきらぼう 少し冷たい印象だが…